この前、仕事で、オンラインミーティングの会話内容をテキストにまとめる必要がでてきました。いわゆる、テープ起こし、文字起こしと言われるやつです。
1時間もの動画をみなおして、一つ一つ入力し直すのは面倒…。
なにか、いいツールはないものかと探してみたところ、発見しました!
NottaはAIが会話を文字起こしして、テキスト化してくれるサービスです。
- マイクからリアルタイムで文字起こし
- 音声・動画ファイルをインポートして文字起こし
- Chrome拡張機能からWebの音声や動画コンテンツをワンクリックで録音・文字起こし
- 英語、日本語を含む104言語に対応
- スマホ、PC、タブレットでテキストデータを同期
- 文字起こししたテキストを TXT・DOCX・SRT・PDFでエクスポートできる
Nottaの便利な利用シーン
オンライン会議の議事録はもちろん、他にもいろいろ使えそうです。
ブログやスピーチ原稿の口述筆記
ブログの内容を考えていて、いい表現を思いついても、文章を入力中に、「さっき、自分は何を言いたかったんだっけ?」って、忘れちゃうことってありませんか。
話すときと書くときでは、頭の回路が違うせいでしょうか。
はっきり、ゆっくり話せば、ほぼ間違いなく聞き取ってくれます!
テキストにあわせてある部分だけ再生したり、文字起こしされたテキストの編集もできるので、原稿を作る手間が省けますね。
オンライン会議をリアルタイムで文字起こし(有料)
Zoomなどのオンラインミーティングに参加し、その場で会議内容をレコーディング・テキスト化もできます。
「Web会議の文字起こし」ボタンを押して、Web会議の招待URLを入力すると、オンライン会議にNotta Botという参加者が入室します。
入室後、ロボットがリアルタイムで、書き起こしてくれます。
発言者も、振り分けてくれます。(発言が重なってしまう時など、ところどころ間違いはありました。)
話し言葉のせいか、やや間違った文字起こしもありますが、60分ほどぶっ続けの会議も問題なくテキスト化してくれました。
再生時間も書いてあるので、あとからその箇所の動画を確認もできるので便利。
Youtube動画のスクリプトを起こして、英語の勉強に
Google Chromeの拡張機能を追加すると、Web上で再生した音声データを録音・書き起こしてくれます。
録音を開始ボタンを押すと、録音されて動画の会話を書き起こし、データがNotta上に保存されます。
(たまに、最初だけしか書き起こしできていないこともあったので、録音中にNottaの画面を確認してみた方がよさそうです。)
専門用語などは書き起こせないこともあります。でも、クオリティは十分!
また、便利機能として、テキストをクリックすると、その箇所を再生できます。
翻訳機能もついているので、わからなかった部分の内容を確認できます。
これなら、海外の動画を見て、話を理解できるし、リスニング勉強になるかも!
Nottaの始め方・価格
Webブラウザ、アプリに対応
Web版
Google ChromeやMicrosoft Edgeから Web版 をアクセスできます。
Chrome拡張機能
Chrome web storeから Notta拡張機能 をインストールできます。
アプリ版
iOSアプリは App Store からダウンロードできます。
Androidアプリは Google Play からダウンロードできます。
無料版は120分/月まで。有料版は約1,000円/月〜
無料版では利用できる機能、文字起こし時間に制限があります。
Google Chrome拡張機能での1回につき3分までのリアルタイムタイム書き起こし。合計120分までの文字起こしができます。
有料版の文字起こし時間は1800分/月まで
【一括年払い】$8.25/月
【月払い】$13.99/月
音声・動画ファイルの文字起こし、Web会議のリアルタイム、テキストデータのエクスポートを行う場合は有料版へのアップグレードが必要です。
まとめ
私はオンライン会議の文字起こしのため、まずは1ヶ月だけ登録してみたのですが、ただ文字起こしするだけでなく、その箇所を再生しなおしたり、修正してテキストを仕上げるための機能も揃っています。
使い方によっては、ブログの原稿や、リスニングの勉強に使えたり、けっこう活用シーンが広いなと感じました。
効率的に音声や動画のスクリプトを作成したい方におすすめのツールです。