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Claude CodeでGoogle Search Console・GA4・YouTube・Instagramを連携して分析する

目次
  1. Claude Codeはどんな分析をしてくれるか。
  2. やったこと:Claude Codeにスクリプトを作ってもらい、CSVを取得して分析
  3. 始める前に:必要なもの・費用・注意点
  4. サービスごとのつなぎ方
  5. ① Google Cloudの準備(Google Search Console・GA4・YouTube共通)
  6. ② Google Search ConsoleとGA4をつなぐ
  7. ③ YouTubeをつなぐ(OAuth)
  8. ④ Instagramをつなぐ
  9. つないだあと:Claude Codeにどう頼んでいるか
  10. まとめ:面倒だった数字チェックが簡単に

毎月、Google Search Console、Google アナリティクス、YouTube、Instagramの4か所について流入やアクセスなどを分析する。

私はこれがとにかく面倒でした。

まず、チャネルごとに管理画面が違う。
毎月Google Search Consoleの画面を開いてキーワードの順位を見る。
Google アナリティクスは、見れる項目が多くて知りたい情報を得るのにどう操作したら良いのかわからなくて調べてるうちに数十分過ぎたり。
Instagramの方はアプリを開く。。。
YouTube Studioはもう放置。

そこで、Claude Codeに分析してもらおうじゃん! と思い立ち、仕組みを作ってもらいました。今は「分析して」と頼むだけで、4つのデータをまとめて見てもらえます。

この記事は、その手順の記録です。
プログラムは自分では書かず、Claude Codeに聞きながら進めました。

※2026年10月時点の内容です。各サービスの画面や仕様は変わることがあるので、実際の表示を優先してください。

基本的に手順も全部Claude Codeに聞きつつ、わからない時は、画面のスクショを貼って「この設定であっている?」と確認して進めていました。

Claude Codeはどんな分析をしてくれるか。#

どんな分析にしてほしいかは事前に伝えています。

  • 毎月みたい数字
  • チャネルごとの分析結果
  • 良かったこと/気になること
  • 改善事項(コンテンツのリバイス・導線)
  • 過去にやった施策の効果

そうすると、こんな感じで数字の前月比を表にしてくれます(※表の数字は、イメージ用のサンプルです)。

区分指標9月8月前月比目標メモ
ブログ①検索クリック数1,2501,100+14%10月は1,400を目指す
ブログ②問い合わせ3件2件+1件
ブログ③読者数2,4002,150+12%
YouTube①視聴回数480420+14%
YouTube②総再生時間36時間30時間+20%
YouTube③概要欄からブログへの流入2518+39%
Instagram①リーチ(ビュー)5,2004,000+30%
Instagram②保存数8560+42%保存が多い投稿を分析する
Instagram③プロフィールアクセス+リンククリック140110+27%
全体SNS→ブログの流入6548+35%

特に嬉しいのは、数字を見てコメントや改善の方向性の指摘もしてくれるところ。

ちょうど「今後はWordPressやブログ運営よりも、Obsidianとかも書いてみたいかも〜」みたいな話をClaudeとしていたら、

  1. 検索流入は「更新が止まった記事の表示減」が主因(データ:CSS系の記事A 表示960→690、CSS系の記事B 520→260、順位12.8→18.5位/確かさ:データ+推測)。更新が入った記事(CSS系の記事C、Obsidian系の記事D)は伸びているので、「古い記事の手入れ」は効く可能性がある(推測)。
  2. 書けば伸びる分野は、好きな分野(Obsidian系・英語ハノン・ピラティス。CTR 5〜9%、データ)。次の記事ネタは、Todoのアイデア(Anki、健康管理アプリ、洋書の積み上げアプリ)のうち、検索語が確認できるものから選べる。

というコメントをしてくれて。次に各記事の方向性が見えたりしました。

※引用の数字と記事名は、サンプルに置き換えています。
※CTRは、検索結果に表示された回数のうち、クリックされた割合です。

また、表示が多くCTRが低い記事について、タイトル・説明文の改善案リストを出してくれたのも助かります。

記事課題案(推測)
サンプル記事A表示1,200件/CTR 1.2%/8位「サンプルキーワード」(900表示、9位)に合わせ、タイトルに「サンプルキーワード」を入れる

おかげで、数字を見るだけで「ふーん」となりがちなところも、しっかり次よくするところを発見できます。

やったこと:Claude Codeにスクリプトを作ってもらい、CSVを取得して分析#

では、具体的にどうやったか。

私は、APIで繋いで、取得用のスクリプト(Pythonのプログラム)をClaude Codeに作ってもらい、数字をCSVで保存してから分析してもらう形にしました。

MCPという別のつなぎ方もありますが、私はCSVが手元に残るスクリプトにしました。

良いポイントは2つです。

  • 数字がCSVで手元に残るので、あとから見返せる
  • Claude Codeだけの料金で済む。

イメージは、こんな流れです。

Google Search Console / GA4 / YouTube / Instagram
↓(API)
取得スクリプト
↓
CSVファイル
↓
Claude Codeが分析 → 月次レポート

始める前に:必要なもの・費用・注意点#

必要なもの#

  • Claude Code(私はProプランを使っています)
  • Googleアカウント(Google Search Console・GA4・YouTubeで使っているもの)
  • Instagramのプロアカウント(ビジネスまたはクリエイター)
  • Facebookアカウント(InstagramでAPI連携するのに必要でした)

費用#

私の使い方(小規模な個人ブログ)では、無料枠内でAPIの利用料はかかっていません。
かかるのは、Claude Codeの利用料だけです。

注意点#

Claude Codeも、作業中に伝えてくれるのですが、トラブルが起きないように以下の点は注意しておきましょう。

  • 権限は「閲覧のみ」にする(データを変更・投稿できない状態にする)
  • 鍵・トークンの中身を、チャットに貼らない
    • 間違えてAIとのチャットに貼った場合は取り直して再設定しましょう。
  • 鍵のファイルは、作業フォルダとは別の場所に置く(私は ~/.config/ 以下に、自分だけが読める設定で保存)

あと、Google Search Consoleのデータには、数日の遅れがあるので、5日くらいに前月データを取得すると良いのかなと思います。

サービスごとのつなぎ方#

データ方法必要な準備
Google Search ConsoleGoogle Search Console API(サービスアカウント)Google Cloudの設定
Google Search Consoleに閲覧権限を付与
GA4GA4 Data API(サービスアカウント)Google Cloudの設定、GA4に閲覧権限を付与
YouTubeYouTube Analytics API / Data API(OAuth)API有効化、OAuth同意画面の設定、初回ログイン
InstagramInstagram API(Instagramログイン版)プロアカウント、Metaのアプリ作成、トークン発行

「サービスアカウント」は、プログラムを動かすためだけのロボット用アカウントのようなものだよ。今回は、AI用のアカウントを用意して「閲覧だけ」の権限を渡して、データを読んでもらいます。

ただし、YouTubeのチャンネルのデータはこれでは取れないので自分のアカウントでログインして「許可」する形(OAuth)になります。

ここからは、自分が使いたいチャネルだけ連携作業をすれば大丈夫です。

① Google Cloudの準備(Google Search Console・GA4・YouTube共通)#

Googleの3つは、同じGoogle Cloudのプロジェクトを使います。

  1. Google Cloud Consoleにアクセス
  2. 画面上部のプロジェクト選択メニューから「新しいプロジェクト」を作成する
    1. プロジェクト名はなんでもOK

② Google Search ConsoleとGA4をつなぐ#

この記事のやり方を参考にしました。
https://note.com/karlovic/n/nc38a2845fd23

Claude Codeに「こちらの記事を参考に、Google CloudでGoogle Search ConsoleとGA4のAPIを使いたい。具体的な手順を教えて?」と聞きながら、1つずつ進めて行きました。

各画面の操作は、自分が見ている画面をスクショに撮ってClaude Codeに聞くと、そのときの画面に合わせて教えてくれます。

Google Cloud Projectの設定#

  1. 「APIとサービス」>「ライブラリ」で、使うAPIを有効にする

    • Google Analytics Data API
    • Google Search Console API
  2. 「APIとサービス」>「認証情報」>「認証情報を作成」>「サービスアカウント」

    1. サービスアカウントの鍵(JSONファイル)をダウンロードして、大事に保管

サービスアカウントに「閲覧」権限を付与#

作ったサービスアカウントには、メールアドレスのような文字列があります。
これを、Google Search ConsoleとGA4の両方に、閲覧者として追加します。
Google Cloudの認証情報画面。囲んだ部分がサービスアカウントのメールアドレス(一部は伏せています)

  • Google Search Console:設定 → ユーザーと権限 → ユーザーを追加(権限は「制限付き」)
  • GA4:管理 → アクセス管理 → ユーザーを追加(役割は「閲覧者」)

ここまでできたらClaude Codeにスクリプトを依頼#

ここまでできたら、Claude Codeに取得スクリプトを作ってもらい、テスト取得をします。
鍵の設定はターミナルに入力するコマンドを教えてもらい、設定しました。

③ YouTubeをつなぐ(OAuth)#

Google Cloud Projectの設定#

次の設定をします。画面の表示や順番は変わることがあるので、実際の案内に従ってください(たとえば、OAuth同意画面の設定を先にするよう求められることがあります)。

  1. 「APIとサービス」→「ライブラリ」で、使うAPIを有効にする

    1. YouTube Analytics API
    2. YouTube Data API v3
  2. 「APIとサービス」→「OAuth同意画面」

    • 「対象(Audience)」で、テストユーザーに、YouTubeチャンネルを持つGoogleアカウントを追加(テストのまま使う場合は追加。本番にするなら不要)
    • 「データアクセス」からスコープに次の2つを追加:.../auth/yt-analytics.readonly、.../auth/youtube.readonly(どちらも閲覧のみ)
  3. 「APIとサービス」→「認証情報」

    • 「認証情報を作成」→「OAuthクライアント ID」
    • アプリケーションの種類:「デスクトップ アプリ」
    • JSONをダウンロードして保管
  4. 公開ステータスを「本番環境」にする

    • アプリ情報にアプリのドメイン、ホームページ、プライバシーポリシーを入れないと、本番環境に変更できなかった。私は自分のブログのURLを入れました。
    • 「テスト」のままだと、許可が7日で切れる。本番にすると期限切れを避けられる
    • 個人利用なので審査は不要。

ここまでできたらClaude Codeに設定を確認して・取得スクリプトを書いてもらう。

初回だけ、ブラウザで許可する#

スクリプトを初めて動かすと、ブラウザが開きます。
自分のチャンネルのアカウントでログインして、許可します。

このとき、ブラウザには 「Googleによる確認がされていないアプリ」という警告が出ます。
左下に小さく書かれている「詳細」→「(アプリ名)に移動」で進みます。

許可が終わると、トークンが保存されて、次からは自動で更新されます。
取れるデータは、日別の視聴回数・総再生時間・登録者の増減、動画別の視聴回数・平均視聴時間、流入元の種類などです。

④ Instagramをつなぐ#

前提:Facebookが必要#

AIでInstagram APIを使うには、Insgaramのアカウントだけでなく、Facebookアカウントで開発者登録が必要でした。私はFacebookは使っていなかったので、最初は「それなら見送ろう」と、いったん保留にしました。

他にも方法はないのかと探しましたが、連携用の外部サービスを使う感じでした。設定が簡単そうだけど、利用するボリュームが増えると、今後サービスの月額料金がかかる可能性もあるので、結局、連携専用のFacebookアカウントを作りました。
投稿や友達追加はせず、公開範囲を最小にして、開発者登録のためだけに持っています。

手順の流れ#

  1. Instagramを、プロアカウント(ビジネスまたはクリエイター)にする
  2. FacebookアカウントでMeta for Developersに登録する
  3. アプリを作成
    1. ユースケースは「Instagramでメッセージとコンテンツを管理」
    2. ビジネス:ビジネスポートフォリオはリンクしない(ビジネス認証・アプリレビューは、自分のアカウントだけで使うなら不要)
    3. 要件:設定なしで次へ(画面に「必須」と出ても、公開しない開発中のままなら進めてOK)
  4. ユースケースをカスタマイズ
    1. 必要なアクセス許可を追加する
      • instagram_business_basic
      • instagram_manage_insights
      • 使わない権限(メッセージ・コメント管理)は付けない
    2. テスターの追加と承認
      • 自分のInstagramを「テスター」として追加し、招待を承認する
    3. アクセストークンを生成する
      1. 「アカウントを追加」→ Instagramでログインして許可
      2. トークンを生成
      3. ターミナルのコマンドで保存

ここまでできたらClaude Codeに設定を確認して・取得スクリプトを書いてもらう。

トークンは約60日で期限が切れます。
スクリプトは、実行のたびに期限を確認して、自動で更新するようにしてあります。

つまずいた所#

  • 設定中、何度かエラーが出て「しばらく後でお試しください」と表示が出ました。
  • 設定後の取得テストではOKなんだけど、自動実行タイミングではエラーとなる。管理画面でチェックすると不審なアクティビティが検出されたとでて、本人確認が発生する。まだ一回しか実行していないのでたまたまなのか今後も発生するのかわからず。(2026年10月時点では原因は分かっていません。原因が分かったら追記します)

取れる数字#

リーチ、プロフィールへのアクセス、リンクのタップ、投稿ごとのリーチ・保存・いいねなどです。
なお、ストーリーズは24時間で消えるため、取得できません。

つないだあと:Claude Codeにどう頼んでいるか#

4つのCSVがそろうと、Claude Codeにこんなふうに頼めます。

先月の4つのデータを取得して、月次レポートを作ってください。
表示は多いのにクリックされていない記事と、その理由の仮説を教えてください。

私は、クイックに分析ができるよう、以下の点を整理してもらっています。

  • 必ず見るべき数字
  • データ上の事実
  • そこから言える仮説
  • まだ分からない推測

私は、Claude Codeに「月初5日に分析データをレポートにまとめたい」とお願いすると自動実行するようになります。

まとめ:面倒だった数字チェックが簡単に#

今までは、本当に必要な時にしかチェックしてなかった数字が、こまめに見れるようになり、分析をするハードルが下がりました。また、AIが見るべきポイントだけ数字を出してくれるのが助かる!

最初の設定ハードルは高いですが、分析頑張りたいけど、数字は苦手って方に試してみてほしいです。