こんにちは。
ブログを書いていて、「文章は書けたけど、なんだか読みづらい…」と思ったことはありませんか?
それ、見出しと段落の使い方をちょっと工夫するだけで、ぐんと読みやすくなるかもしれません。
今回は、WordPressを使う方向けに見出しと段落の基本と、使い分けのコツをやさしく解説します◎
1. 見出しとは?
見出しは、記事の中で話題の区切りや、内容のタイトルのような役割を持っています。
たとえば、本でいうと「第1章」「第2章」などのように、見出しがあると「今どんな話を読んでいるのか」がすぐにわかります。
見出しを使うとこんなメリットが!
- 流し読みしても内容がつかみやすい
- 検索エンジン(Googleなど)にも、内容が伝わりやすい
- 長い文章も「見出し」で区切ることで、読みやすくなる
よく使う見出しの階層
- H2(大見出し):大きな話題(例:「おすすめのストレッチ」)
- H3(中見出し):その中の細かい話題(例:「朝におすすめの動き」)
- H4(小見出し):さらに細かく補足したいとき(例:「ベッドの上でできる」)
見出しは、H2 → H3 → H4のように、順番を守ることで記事全体の構造も整います。
H1は各ページにつき1つという決まりがあり、WordPressでは記事のタイトルに自動的に設定されます。
なので、本文ではH2以降を使います。
2. 段落とは?
段落は、ひとつの話題や説明をまとめる文章のかたまりです。
読者がスッと読めるように、内容が変わるタイミングで1行あけて文章を区切るのが基本です。
✅ 段落をつけると…
- 文章にリズムが出て、読みやすくなる
- 話の流れが整理され、伝えたいことが明確になる
✅ 1つの段落は何行くらい?
1つの段落は、2〜4行くらいが目安です。
長くなりすぎると、スマホで読んだときに「ぎゅっと詰まった文字のかたまり」になって、読みづらくなってしまいます。

3. 見出しと段落の関係
見出しと段落は、セットで使うのが基本です。
たとえば、こんなイメージです。

このように、見出しで話題を伝え、段落で詳しく説明することで、読みやすく、伝わりやすい記事になります。
4. よくあるNG例と改善ポイント
よくある例 | なぜダメ? | 改善ポイント |
---|---|---|
見出しのあとに説明がない | 内容が伝わらない | 段落で補足の文章を入れる |
段落が長すぎる | 読みにくく、離脱されやすい | 2〜4行ごとに区切る |
H2とH4だけを使っている | 構造が飛びすぎている | H2の中にH3、H3の中にH4という形で、順番を守る |
読者も読みやすくなりますし、検索エンジンも、わかりやすさが大好きです。
書きながら「ここは何の話かな?」と考え、見出しと段落を意識してみましょう。
5. 見出しと段落をうまく使うとこんなに変わる!
文章の中身が同じでも、「見出し+段落」で整えるだけで、印象が大きく変わります。
Before(読みづらい例)
今日はおすすめのストレッチについて書いていきます。朝起きたばかりの体はまだ固くて、動きにくいですよね。そんなときは、まず軽く背伸びをするだけでもスッキリします。夜は1日の疲れがたまっているので、リラックスできるストレッチがいいですよ。
🌸 After(読みやすい例)
朝におすすめのストレッチ
朝起きたばかりの体は、まだ固くて動きにくいもの。
そんなときは、軽く背伸びをするだけでもスッキリします。
夜におすすめのストレッチ
夜は1日の疲れがたまりやすいので、リラックスできるストレッチがおすすめです。
たったこれだけでも、「読みたい」「読める」文章に変わります◎
6. 【SWELLユーザー向け】見出しと段落の使い方のポイント
SWELLをお使いの方は、ブロックエディターで「段落」や「見出しブロック」をカンタンに使えるのが魅力です。
でも、以下のポイントを押さえるとさらに安心です。
✔ SWELLでは見出しのデザインが豊富
「見出しブロック」はスタイルが選べるので、つい装飾にこだわりすぎてしまうことも。
装飾よりも「構造」や「内容」に意識を向けると、記事全体の質が上がります◎
✔️見出しを正しく使うと、自動的に目次が生成される
SWELLなどの高機能なテーマやプラグイン(例:Table of Contents Plusなど)をいれることで、H2やH3をよみとって自動で目次を設定してくれます。
クリックで該当箇所にジャンプできる「ナビゲーション」の役割になります!
まとめ
見出しと段落は、ブログの「読みやすさ」を決める大切な要素です。
- 見出しは「話題を区切る目印」
- 段落は「その内容をわかりやすく説明する文章のかたまり」
この2つをセットで使うことで、読者にもGoogleにも伝わる、スッキリとしたブログになりますよ◎
はじめのうちは、「見出しを書いたら、2〜3文で段落を添える」くらいの感覚でOK!
少しずつ慣れていきましょうね。