フリーランスのお仕事

料金設定が怖い?価格とお金について考えてみる

値付けは経営です、なんて言われるけど、私の悩みのタネです…。
価格って、どう決めたらいいか分からないと悩ましくないですか?
私はいつも試行錯誤してます。
今日は私の値決めの失敗談を通じて考えたことを綴ります。

私の価格設定の失敗談

私、見積りを出して、請求するの苦手です。
フリーランスで仕事をする上でけっこう致命的かもしれない^^;

幸いなことに私がお仕事させてもらう人たちは、
「これぐらいの予算なんですけど、採算取れますか?」
「気持ちよくできる価格でいいですよ^^」と、心くばりをしてくださる。
優しい人たちに支えられて、まわっています😭

そうでなければ、もっと早くに潰れていたかも。
それで、自分をすり減らすことなく、持続的にものづくりを続けるにはどうしたらいいのかな?って考えてみたんですね。

基本、私はこんな流れでやっていました。

やりたいことをヒアリングする

必要な作業を積み上げて、見積りを出す

依頼を受ける

それをみた、パートナーからはこんなアドバイスを受けました。
「作業や原価を積み上げて値段をつけるのはダメダメなやり方だよ😓」

お客さんはどんな作業が発生するのか知らない。
その費用が適正なのか判断しようがない。
そもそも、お客さんは作業に対してお金を払ってるわけじゃない

例えばワンピースを買うときに、デザイン、パターン、生地のとりよせ、裁縫、検品…の作業があるから、この価格なのねとか考えないですよね。笑。そもそも各作業にかかるコストとか知らない。

このワンピかわいい!着たい!
このワンピを着て出かける体験、ウキウキした気持ちと価格を比べているわけだし。
ワンピの感じる価値>お値段なら払う。逆なら払わない。
シンプルな仕組みです。
そもそも、ワンピを着ない人だったら、そこに価値を見出さないし、買おうとは思わない。

成果を時給で測らない。
作業量が多いから、客様が喜ぶわけではない。
お客様は商品を得ることによる体験や感情に対してお金を払っている。

私にはこれくらいの価値があると思うよーと、自分が渡そうとしているものの価値を見ていくことが大切なんだなと思いました。

そうそう、ピカソの話、ご存知ですか?

ある日、ピカソがマーケットを歩いていると、手に一枚の紙を持った見知らぬ女性がこう話しかけてきたそうです。
「ピカソさん、私あなたの大ファンなんです。この紙に一つ絵を描いてくれませんか?」ピカソは彼女に微笑み、たった30秒ほどで小さいながらも美しい絵を描きました。そして、彼女へと手渡しこう続けます。

「この絵の価格は、100万ドルです」

女性は驚きました。

「ピカソさん、だってこの絵を描くのにたったの『30秒』しかかかっていないのですよ?」

ピカソは笑います。

「30年と30秒ですよ」
https://tabi-labo.com/181228/picasso-price

お金を受け取る=お金を奪う?苦手意識を変えるには。

どうしてそんな値付けをしたんだろう?と考えてみると、私は人から「高い!」と言われることが怖かった。(仕事してて、高すぎ!と言われたこともないので、私の妄想ですが…)

だから、何か突っ込まれても「これだけコストかかってるんで」って、言い訳のようにギリギリな作業の内訳を積み上げていたんですよね。

私の中に「私がお金をもらう=相手のお金が減る」という方程式があって、お金を請求することが申し訳ないと感じてたんです。

人からお金を受け取ることに罪悪感があって、責められてるような気持ちもありました。

実はこれって、一元的なものの見方なんですよね。

お財布の中だけをみていたら、お金が出ていったという部分にばかり目が行くので、減っていく感覚が残るかもしれません。

お金だけがなくなることってないですよね。引き換えに、商品やサービスを受け取っています。お金が形を変えて、手元に残っている。

私がお金を受け取るときは、対価として差し出してるものがある。自分もお金を支払うときは受け取っているものがある。

お金のやりとりに抵抗が出るときには、交換という特性を認識してみるといいのかなと思います。

お金が循環するの意味

私はお金は全体で循環していて、自分の手元にあるお金は一時的にプールしているものと捉えた方が楽な感じがします。

川上から流れてきた水が、一時的に自分の池にたまってる感じ。
私の池にあるお金は所有しているのではなく、管理しているだけ。自分がお金を使うと、支払った先へ流れていく。
支払った先の人も、何かを購入すれば、その先の相手へお金が流れていく。

クライアントさんは仕事の依頼を通じて私の池にお金を流す。
私の池からはソフトウエア、ネットワーク、日常の生活を支えてくれるお店に流れていく。

ビジネスは自分のところに水がくるように川をひく作業でもあり、自分のところから次の池へ川をつなげる作業でもある。そんな配管システムのような感覚がしてきています。

最後の話は値決めと関係なくなっちゃいましたが。笑。
引き続き、お金とお仕事の価値観を研究したいと思います。